2016年2月5日 下着の知識 全ての記事

ガードルで骨盤矯正、リフォームインナー

産前産後で体型ががらりと変わる原因はなぜでしょうか?出産によって大きく開いた骨盤、そして長い間胎児を守り続けてきたお腹周り、そして最後がホルモン環境の変化です。妊娠によって胎盤か分泌される女性ホルモンの影響で、妊娠4ヶ月~半年の間が最も脂肪を蓄積しやすい体質になってしまいます。このホルモンが出続けるわけではないので、出産を終えてホルモンが元の正常値に戻ったとしても、妊娠~出産期間までに染み付いた食生活や、この期間に太ってしまったせいで体の体質自体が変わってしまい、なかなか元の体型に戻らないというメカニズム。

産後の体型を戻すインナーには「リフォームインナー」と呼ばれるものや、骨盤の開きやゆがみに特化した「骨盤ガードル」というものがあります。リフォームインナーは、産後3ヶ月くらいかけて、体が元の状態に戻ろうとするサポートをするインナー類の総称で、その中の1つに「骨盤ガードル」など骨盤系が所属している、というイメージです。リフォームインナーは体を整えることを目的として作られています。妊娠中、女性の体の変化と、その負担は非常に大きく、赤ちゃんが元居た所からいなくなることで起きる内臓下垂です。産道が大きくひらいたことによって、骨盤が広げられ、そこが開いたまま固まってしまうと内蔵の受け皿である骨盤の容量が増えてしまうので下に下がりやすくなってしまいます。胸の周りからひっぱられるようになるため、猫背の原因になったり、副交感神経が活発になり、内蔵の働きが衰えてしまったりします。結果として、便秘や新陳代謝の低下を招き、太りやすくなるという訳です。また副交感神経が活発になるので、リラックスしにくくいつもカリカリしてしまったり、その結、果暴飲暴食に走ってしまうというパターンも。

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いつから履き始める?

出産を終えたらなるべく早く着用をスタートしましょう。開いた骨盤のままでいると、上記のような内臓の下垂だけでなく、脂肪も溜め込みやすい体になってしまいます。また、妊娠中お腹に3キロもの重みを抱えていたため、姿勢も変化しています。体が重いからと、座った姿勢や、寝転んだ姿勢のままでいるとどんどん体型は崩れていきます。早めにリフォーム系アイテムを着用し元の姿勢に戻ることも意識しましょう。体の前側に赤ちゃんを身ごもっていた分、背中が反りやすく、また生まれた赤ちゃんをだっこするため、そのままの姿勢を継続してしまうママも多いようですが、背中が反っていると、自然と下腹部に贅肉が付きやすくなりますので、意識して腹筋、背筋を鍛えましょう。

<アイテムのご紹介>

リフォームインナーにはいろいろな種類があります。最初からいきなり無理をしてきつめのガードルを着用したりすると、体の回復力の妨げになってしまいます。時期やタイミングを見極めて段階に合ったアイテムを着用するように心がけましょう。

・産褥ニッパー

産後すぐに着用することができるニッパーで、広がった骨盤を引き締めてくれます。腹巻きタイプと、ニッパーのようにホックやマジックテープで留めるタイプがあります。睡眠中産後6ヶ月くらいまで使用することができます。巻きの強さも調節できるので、時期を見計らって調節しましょう。

・骨盤サポーターベルト

ニッパーと併用することもできるアイテムで、ショーツやガードルの上から着用します。骨盤を上からしめて支えるタイプです。産褥ニッパーと同じく閉め具合は調節できるので、段階を追って調節しましょう。

・ウエストニッパー

締め付け感の強いアイテムですので、産後直後には利用できません。1週間くらいの期間をおいて着用するようにしましょう。ウエストのくびれを取り戻す為に着用します。

・ハイウエストガードル

ハードタイプではなくソフトタイプがおすすめです。お腹~ヒップ、太ももまでをカバーします。

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着用時期・選び方

・出産直後~1週目

ソフトタイプの産褥ニッパーやサポーターを利用し、出産で広がった骨盤を引き締め、元に戻るサポートを行いましょう。ここをしっかりメンテナンスすることで、体型の戻りが早かったり、また経度失禁が軽減されます。昼間は「ニッパー」+「ベルト」+「サポーター」、夜は「サポーター」+「ニッパー」の組み合わせがおすすめです。横になって体を休める時期なのでソフトタイプを選ぶようにしましょう。

・産後1週間~2週間

締め付けのキツすぎるものは避けて、「お腹周り」と「ヒップライン」をサポートしていきましょう。昼間は「ウエストニッパー」+「リフォームショーツ」、夜は「リフォームショーツ」+「ニッパー」などを組み合わせましょう。過剰な締め付けは回復の遅れにつながります。

・産後2週間以降~半年

リフォームの本番です。体をしっかり戻すのであれば徐々にサポート力を上げ、しっかりと姿勢や骨盤の位置を戻していきましょう。ソフトタイプから徐々にハードタイプにうつし、正しい骨の位置に近づけましょう。

サイズは、臨月の体重と妊娠前の体重差が8キロ未満の場合は妊娠前と同じものを、8~11キロの場合は1サイズ大きめを、11キロ以上変動があった場合は2サイズ上を着用しましょう。

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